商品撮影のコツ②背景

色や素材が違うと商品イメージが変わる

紙や布を使って背景を工夫

商品撮影をするときには、背景にも注意しましょう。

たとえば、フリマアプリに出品する商品なら、自宅で撮影することも多いと思います。自宅で撮影するとき、何も注意していなければ、余計なものが写り込んでしまいがちです。商品写真に日常が写り込んでしまわないよう、背景には気を付けましょう。せっかくの魅力的な商品も、背景がいいかげんなら、その魅力が半減してしまうのです。同じ商品でも、背景が違うと全く違って見えてくるものです。商品撮影をするときには、商品に合った背景を用意しましょう。自宅の壁でも、他の物が写り込まなければ背景としてピッタリのことがあります。また、それ以外の方法で背景を工夫する場合、紙や布を使う方法があります。

紙や布ならいろいろな種類がある上に、費用もかかりません。板を使ってもよいでしょう。100円ショップで手に入るもので背景を用意することもできます。背景もいろいろ試しながら選んでみましょう。

背景は白が基本

商品撮影の際、最もよく使われるのは白の背景です。ネットショップで扱われている商品の大部分は白背景が使われています。

 

背景が白だと商品の色や形がわかりやすいので、ユーザーにとっては商品選びがしやすくなります。なお、白背景と言っても、素材によってイメージは変わってきます。白の紙を使うのが一般的ですが、たとえば白の布を使ってドレープを作ると高級感をかもし出すことができます。アクセサリーや食器などは布を背景にした方がよいでしょう。また、化粧品のボトルなどはアクリル板を使う方法もあります。
アクリル板を使うと光が反射するので、清潔感を演出することができます。ジュエリーなど光るものは、黒背景にした方がよいことがあります。光る商品は、黒背景にすることで高級に見えることも多くなります。

背景もいろいろ変えてみて、商品のイメージの違いを確認した上で、どの背景にするかを決めるとよいでしょう。